水処理技術と業界を垣間見る

水処理業界があることをご存じだろうか。毎日あたりまえのように蛇口をひねれば飲むことだってできる水。お風呂にたっぷりと溜めた水は透明ですきとおっている。

恵まれた国の第一条件は水のインフラ整備がととのっていることだと個人的には考えていて、今日もどこかで水処理をがんばっている職人さんや業界の人達に感謝したいなあってふと思いました。よくお米は米粒ひとつ残すな。農家の人に悪いだろという話はありますが、水って実はそれ以上じゃないかなと。お米だって水が汚染していたら美味しいお米作れませんよね。水道や下水道などのインフラが整っていなかったら最悪中世のパリみたいに未知な荷重がうんちまみれ・・・なんてこともありえそう。ちなみに、町中のうんこを踏まないためにハイヒールが開発されたらしいですよ。

水処理は周辺環境に悪影響を与えないために綺麗にして川に流す技術や、水道水として各家庭に届けられるためにきれいにしてから届ける技術等多岐にわたります。

水道水の浄水の仕方

水道水はどのような流れで家庭に届くのでしょうか。まず各都道府県により水源がことなりますが、主に、河川、湖、沼、中には地下水などの天然水を水源としている県もあります。熊本県、福井県は水源自体が綺麗なので、日本一おいしい水道水ランキングなどいうランキングで上位に入っていますね。ただ、東京の水も技術の発達からおいしいと細菌評判です。水処理を行っている為個人的には全国どの水道水も変わりはない気がします。

さて、水源から確保されている水ですが、一度前処理や沈殿池などにためられた水をきれいにしていく方法としては急速濾過池、緩速濾過池、膜ろ過といういくつかの方法で処理が施されます。

処理の方法の詳細は以下参考をご覧ください。

参考:トピック第26回 浄水処理 | 水源・水質 | 東京都水道局

このような工程を経て、家庭の水道の蛇口から出る前に塩素にて消毒が行われます。水道水は飲み水としてはよくないという間違った風潮がありますが、きびしい検査項目があるため実は飲み水に適していると最近では言われていますね。塩素アレルギーなどがある方以外は問題なく飲むことは可能でしょう。 ただ、カルキ臭い等が理由で飲みたくないというのはあると思いますから浄水器などを設置してカルキ臭さをとり飲むのが一般的でしょうか。

ウォーターサーバー会社の水膜処理のro膜とは?

水処理を行い家庭で安全な水を飲むという話は水道水だけではありません。家庭に設置する民間のウォーターサーバーは近年爆発的に人気になってきていますが水を宅配するウォーターサーバー会社も水処理を行い家庭に届けるという工程を行っています。

ウォーターサーバー会社は自社で水処理プラントを保有し天然水や水道水をろ過し水を販売しています。天然水の場合は濾過を行わず先ほどの水道水と似たような何らかの技術で消毒を行います。ちなみに塩素消毒は行っていないのでカルキ臭がしないという点が普及に一役買っている気がします。水道水を売っているメーカーは何をしているかというと「ro膜」という特殊な水処理技術をつかっています。ro膜は一言でいうと99.9999%の不純物を取り除いた水をつくることが出来る膜です。売り文句としては細菌、コレラ、ウイルスレベルまで除去が出来るという技術です。

安全という意味では高そうに見えますが塩素消毒が行われていないため水道水のほうが結局安全であるという見解を出す方もいます。個人的な意見としては無菌エアレスパックという状態で届けられ最後まで飲めるのであれば衛生面では問題ないと考えています。

ro膜のデメリットは不純物を取り除きすぎてしまうため水に含まれる栄養素のミネラルがまったくない水になってしまう事です。現代人にとってはさほど影響は無いかもしれませんが、そのくらいがデメリットになります。